・メタバースって何?
・メタバースって観光業界へ影響あるの?
・メタバースを活用するメリットって何?
こんな悩みありませんか?
この記事のポイント
・メタバースとはデジタル環境下の仮想空間サービス
・Facebookがmeta社(メタ)へ社名変更したことで世界中が注目
・メタバースは仮想空間でデジタル体験やコミュニケーションが取れる
メタバースというワードが話題になっていますよね。
2000年代後半に「メタバース」より早く「セカンドライフ」という仮想空間サービスが出ていました。
しかし、当時は時代の流れと合わないことから、ほどなくしてブームから去ってしまいました。
そうした背景をもって、メタバースが近年話題となっています。
そこには、VR・AR技術の進化や新しいテクノロジーが加わったことで、現在の仮想空間サービスの可能性が大きく広がってきているといえます。
一方、コロナ禍で苦行に立たされている業界の1つが観光業界です。そこで、メタバースで何ができるの?観光業界にどんな影響をもたらすの?と気になっている方も多いと思います。
この記事では、メタバース活用のメリットや可能性について解説をしていきます。
これからメタバースを知って観光業界を元気にしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
メタバースとは?

近年「メタバース」というワードが注目を浴びていますが、いったいどのようなものなのでしょうか。
メタバースとは、英語の「meta(超越)」と「universe(宇宙)」の言葉が組み合わされた造語で、もともとはSF作家のニール・スティーブン氏の『スノウ・クラッシュ』に登場する仮想空間サービスの名称でした。
現代の扱いは、現実と異なるデジタル環境に構築された3次元による仮想空間サービスを指します。そこでは、アバターを用いてオンライン上で世界中と繋がり、ゲームやイベントに参加することができます。
また、ビジネスでもバーチャル空間にオフィスを作り、会議やコミュニケーションを取るツールとして活用されているのが多いです。
メタバースが注目される理由

ソーシャルネットワーキングのFacebookを運営している親会社が、2021年10月28日に社名を「meta」へ変更したことでも、今メタバースが注目されている要因の1つでしょう。変更した理由を「SNS企業からメタバース企業へ変わる」と説明していいます。これをきっかけに、メタバースは世界中から注目を集めるようになりました。
日本でも、人気のゲーム任天堂が発売した「どうぶつの森」や細田守監督の映画「竜とそばかすの姫」などはメタバースの世界観の1つと言えるでしょう。
また、メタバースが注目されている別の理由は、コロナ禍での新たなビジネスツールとして可能性が期待できるからです。
新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークを実施する企業が増加しています。企業はできる限り対面でのコミュニケーションを回避したくて、リモート環境下で業務に支障がでないためにはどうすればいいのか日々努力しています。
そこで、メタバースを使い仮想空内で会議や打ち合わせをおこなうことで、世界中どこからでも参加することができます。
今後メタバースは、このような環境下において有効なツールとして、多くの企業から期待されています。
観光業界への影響は?

観光業界にとって、このメタバースがどんな影響をもたらすのでしょうか。
現時点での文脈は、次世代デジタルマーケティングの手法によって、仮想空間でさまざまな地域への旅を体験してもらったお客様に、現地に興味をもってもらう。その次は現実世界でその地域へ行ってもらい、改めてリアルな体験で楽しんでもらう。といった新しい提案や手法の影響を与えると考えられます。
例えば、仮想空間で大阪城を巡るツアーに参加してもらい、デジタル体験を楽しんでもらって、そのあとに実際に大阪城を巡ってもらい、大阪城の素晴らしさをリアル体験で楽しむということですね。
このような手法を用いることで、観光業界はお客様へ新しい旅のプランや魅力を伝えられるのではないでしょうか。
メタバース活用の3つのメリット

メタバースがどんなものかお分かりいただけたと思いますが、ここではメタバースを活用する3つのメリットについて解説します。
- 仮想空間でデジタル体験ができる
- 世界中の人とコミュニケーションがとれる
- ビジネスとして活用できる
それぞれ見ていきましょう。
メリット1:仮想空間でデジタル体験ができる
これについては、先ほどから記述している通りで仮想空間でデジタル体験ができることです。
例えば、自宅に居ながらデジタル環境下で沖縄のきれいな海や北海道の雪まつりなどへ観光ができます。
仮想空間なら国内に限らず、海外への観光に行くことだってできてしまうメリットがあります。
メリット2:世界中の人とコミュニケーションがとれる
メタバースはデジタル体験すること以外にコミュニケーションがとれることもメリットになります。たとえば、遠く離れている友人や海外の人とも仮想空間で会話をすることができるんです。
アバター同士、会話をすることで自国の魅力を伝えたり、語学の勉強にもなるでしょう。
メリット3:ビジネスとして活用できる
コロナ禍でますます巣ごもり需要が高まっていますが、メタバースなら何も心配をする必要はないです。
VRセットを装着してバーチャル会議室へ入れば、まるで本物の会議室の様になっています。人の代わりにアバターを使ってコミュニケーションを取りますが、身振り手振りまで再現されるので遠く離れた場所にいてもリアリティがあり何も問題はありません。
もちろん、メタバースならアバター同士のマスクもいりませんので、これまでの息苦しさや話し辛さのデメリットが解消されます。
メタバースの可能性

メタバースがこれからの観光業にもたらす可能性とは何か。まだ未知数を秘めているメタバースは、一般的にイメージしにく人が多いでしょう。
ここでは、メタバースで実現できる可能性をいくつか紹介します。
- メタバースで共同作業
- メタバースで交流会
このような可能性をもっているメタバースですが、詳しく解説していきます。
実現できること1:メタバースで共同作業
ユーザー同士で一つの目標に向かって、一緒に共同作業をするという可能性です。今はリモート会議で共同作業するって難しいですよね。
しかし、meta社のサービス「Horizon Workrooms」やマイクロソフト社のサービス「Mesh for Teams」を使うことで打ち合わせや、執筆までの全てをメタバースだけで進めた実体験があるというから、今後は十分に可能性があるでしょう。
実現できること2:メタバースでの交流会
同じ趣味をもったユーザー同士のメタバース交流会を観光業界が開くことで、実際のツアーに出かけた際に楽しさが広がる可能性があるのではないでしょうか。
ツアー参加する前にアバター同士で仲良くなり、コミュニケーションを事前に取るイメージです。
1人でツアーに参加予定の方も、交流会で慣れておけば極的に参加してもらえる可能性があります。
メタバースとは何かを知って観光業界を盛り上げよう!【まとめ】
今話題のワード「メタバース」とは、デジタル環境下における仮想空間サービスのことでした。
仮想空間によって観光をデジタル体験できたり、海外の人ともコミュニケーションをとることができます。
注目の要因の1つはFacebook社が社名を「meta社」へ変更し、メタバース業界へ事業を注力する方向性を見せたからです。それだけに、メタバースにはビジネスとしてのメリットも可能性も十分あると考えられています。
次世代デジタルマーケティング活用で、仮想空間による「観光体験」を積極的にユーザーへ提案していきましょう!
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